五島列島 12島巡り 3日間
2012年 10月 06日
「五島列島 12島巡り 2泊3日 9/30発」クラブツーリズムのツアーに参加
台風17号が夜から関東地方に来るという日の朝に旅立つことができ、良い天気に恵まれラッキー!
1日目
現地は台風一過。青空と美しい海、爽やかな風にに迎えられました。
福岡に着きジェットフォイルで、五島列島 福江港へ出発。
福江港からは観光バスで大瀬崎断崖展望台へ
夕日のなかに灯台が小さく見えます。
宿泊は、「五島コンカナ王国」 広~い敷地にコテージが点々と建っています。
夕食はキビナゴの刺身、五島牛など少しずつ盛りだくさん
赤いサビ色の温泉で肌がつるつるになりました。
2日目
あくる日は早起きをして鬼岳へ日の出を見に、5:40に出発。スタート時はまだ暗く懐中電灯を借りて道なき道をゆっくりと。
展望台に着く頃に日が昇ってきて、360度の見晴らしを楽しめました。
朝食後、船で島巡り 赤島、黄島、久賀島、奈留島
赤島は溶岩でできた小さな島、現在住民は18人、男性だけの島です。退職後に島起しに集まってきた人が皆自給自足で暮らしています。熟年の渋い、高倉健さん(?)風の方々。男の意気を感じます。
次は黄島へ
人口は50人程度の小島、昔は人口も多く発展していたという事が神社、お寺、太陽光発電後、廃校の学校などからわかります。人は少ないようですが猫はいっぱい、なぜか黒猫が目立ちました。
福江に戻り久賀島へ
旧五輪教会」(重要文化財)木造でできた民家のような外観の教会。近くに 新しい 五輪教会もありましたが古いものの方が趣を感じました。
奈留島へ
ユーミンの「瞳を閉じて」の歌碑がある 「長崎県立奈留高等学校」へ 軟式野球部の生徒達が大会出場費用のためにタオルを購入して欲しいとの事で合唱してくれました。さわやかな印象で港の売店では大いにタオルが売れていました。
昼は奥居旅館ですりかまぼこの定食、このかまぼこGOO!
千畳敷
海が本当に綺麗でした。
江上教会
教会堂建築の第一人者であった鉄川与助によって建てられたもの。
クリーム色の壁に水色の窓格子 可愛らしい建物、内部はコウモリ天井と手書きのステンドグラスが特色とのことです。
船上からの見学予定の若松島南端、里ノ裏の白浜へ上陸。
弾圧を逃れて暮らしていたというキリシタン洞窟。入口には鎮魂の為に高さ4mの十字架と3.6mのキリスト橡が建てられています。
桐ノ小島
ここは親族7人だけが暮らしているという日本で一番小さい有人島。普通の民家がたっていて島民は網を編んでいました。
若松島(神部港)から入島 宿泊の民宿えび屋へ
民宿といっても部屋数がかなり有り、昔のイメージ(?)とは違いました。
食事は伊勢海老、栄螺、鯛、イサキ.....食べきれないほどの豪華な魚貝類を満喫しました。
3日目
魚生浦島(りょうぜがうらしま)、有福島、日の島
日の島では古墳群、若松大橋公園からの美しい海を眺めました。
中通島では中ノ浦教会を見学。ピンク色と赤 可愛らしい色合いの教会です。4弁の椿が十字架を表しているとのことです。
頭ヶ島
頭ヶ島天主堂は鉄川与助の設計施工で石造り。信者の全財産をなげうっての献金で造られ、完成後は生活ができず他に移った方もいらしたとの事。信仰の強さに驚嘆です。
祈りの坂本龍馬像
何故ここに坂本龍馬?と思いましたが「亀山社中」の志士達を乗せた船が、鹿児島へ向かう
途中に、暴風雨に遭い転覆し、乗組員16名のうち12名が 亡くなり、その時に龍馬が駆けつけたとの事です。 今まで見た事のある龍馬と違って若々しくてイケメンです。
昼は五島うどんの鍋、鍋からうどんをすくってネギ、しょうがの薬味をたっぷり加えて食べます。
毎食五島うどんを食べましたがお店によって冷たかったり、温かかったり、
味付けが違うので飽きません。
食後は捕鯨館ミュージアムを見学、最後のお土産屋さんへ立ち寄り
有川港から、船に乗船。すご~い波で船はジェットコースターのようでしたが無事佐世保港へ到着。
空港で無事旅行ができたことに乾杯し東京へ
2泊3日の旅行でしたが お天気に恵まれ、充実した楽しい旅行ができました。
美しい自然はいっぱいだけれど、高齢化する地方都市、無人化してしまう僻地の島。
自分がここに住みたいかというとやはりNO!
便利な生活を知ってしまうと難しい問題だなと感じました。
五島は15年前にいったのですが、随分おしゃれになったみたい。。
魚が美味しいですよね。
黄色い彼岸花、私も今回佐賀で初めてみました。
あちらの方ではポピュラーなのかしら?
Tさんの一言で、即決まった五島! この連帯感がいいよね!
お天気にも恵まれて・・・思い出に残る旅になりました。。。また、行こうねぇーー^^♪♪♪
15年も前にいらしたのですか?でもその頃の方が無人島が少なかったのでは。今はどんどん若い方がいなくなってしまって老人ばかりになっているようです。美しい自然には恵まれていても仕事がないと若者は居着かないから。難しい問題ですね。