三月花形歌舞伎「染模様恩愛御書」
2010年 03月 10日
燃え盛る宝蔵に飛び込み、お家の重宝を割腹した腹中に入れ守ったという細川家家臣、大川友右衛門の伝説。そして衆道の世界。
【あらすじ】
大川友右衛門は細川家の小姓・印南数馬を恋慕うあまり、武士の位を捨て、細川邸に中間として奉公するようになり、二人は衆道の契りを交わし、数馬の父の仇である横山図書を討つべく、兄弟の義を結ぶ。ここで細川家の温かい心遣いを受けます。
やがて友右衛門と数馬は、見事図書を討ち果たしますが、争いの末に起こった火事により細川家の宝である御朱印状を入れた宝蔵へ火が移ってしまう。友右衛門は火の中に飛び込み命がけで御朱印状を守り恩に報いた。というお話です。
数馬と友右衛門のシルエットでのラブシーンは どうなってるのかしらと想像が働いて面白く、二人の関係を感じる所作も楽しめました。火事の場面の舞台、舞台装置に工夫が凝らされていて迫力がありました。笑いもあり、哀れさもあり楽しめました。
でもやはり衆道というのは身近で知らないので馴染めませんでした。
最近歌舞伎を見るたびに歌舞伎が庶民的なお芝居で内容がストレートで本当に大衆演劇だったんだなと感じます。チケットがもう少し安いと良いなと思います。
歌舞伎は最近見てないです、よくいらっしゃるんですか?
随分刺激的な筋書きですね~歌舞伎の舞台は華やかな印象しかおぼえていないので、こうしてあらすじを読ませていただくと又興味が湧いてきますね・・・・
歌舞伎はチケットをいただいたり好きな友人がチケットをとってくれたりするので行く機会が結構あります。イヤホンガイドを借りて見ると良く分かって楽しいです。
そして見る度に庶民の楽しみだったんだなと思います。
2階席でしたが日生劇場は大きくないので良く見えて、一階より良いおなと思いました。
歌舞伎って本当に庶民のための娯楽だったんだなと思います。テレホンガイドを聞きながら見れば楽しめますよ。